YMZ12月23日新木場「米山香織引退撤回から丸10年」でなにかしらのセレモニーを予定している米山香織からのコメントです。

ゴキゲンレスラー米山香織です！

私は2011年12月23日後楽園ホールで引退する予定でした。

引退を発表してから始まった引退ロード。
様々な団体、選手、はじめてのルールやアメリカ遠征。

今まで知らなかったプロレスの楽しさをたくさん見つけてしまいました。
前よりプロレスが好きになった。
まだまだもっともっと楽しいことありそうじゃんって思っちゃった。

引退が近づくにつれ、辞めたくないと思うようになりました。
でも、それは結婚前のマリッジブルーのようなものだと思っていたのです。思いたかったのです。
結婚したことないけど。

引退試合になれば、試合が終われば心は決まるんだろうな。
スッキリと気持ちは落ち着くだろうと思っていました。
いや、むりやり思い込もうとしていました。

引退の理由は年齢とキャリア。
30歳になることと、12年も続けたからプロレスでだいたいのことは経験したかなと思って。
日常生活に支障をきたすような大怪我をする前に、自分らしい試合ができるうちに、あとは今後の人生を考えてそろそろ……というかんじでした。

30歳までには結婚して子供を産んで幸せな家庭を築くものかと思っていたら、気付いたら30歳になっちゃってたよという焦りも。

あとは、闘いの日々に少し疲れていたのかもしれません。
でも、体が動くのに休むという選択肢が私にはなかったので、辞めるという結論に至ったのかもしれません。

一度引退を撤回しているので、もう引退興行、引退試合はできないと思っています。
辞めるときはあの試合が最後だったね、この試合が最後になるかも、もしくはフェードアウト。

それも悪くないと思いますが、10年の節目ということで、プロレスラーとしての生前葬、引退の10カウントゴングを先に聞いておこうと思いました。
みなさんにも見届けて頂けたらうれしいです。

と思ったのですが

10年前の引退セレモニーのときにカウント６つ目？までは鳴らしているようなので、残りの4カウントを鳴らしてもらう予定です。
自分では何カウント目で止めたかわかっていませんでした。
鳴り終わる前に止めなきゃと必死で。

ですが、10年前のそのときと同じく、当日そのときに気が変わることがあるかもしれません。
セレモニー自体を中止にする可能性もあります。
ご了承の上、ご来場下さい。

ご来場のみなさんには、私の大好きなプロレスでゴキゲンになってもらいたいです！

参戦選手スタッフ、ご来場のみなさん、生配信をご覧のみなさん、関わってくれたり気にかけてくれている全てのみんながゴキゲンになれる大会にするぞー( ‘Θ’ )/

（原文ママ）